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2006
2006年12月5日

●小池補佐官、中東3カ国訪問へ

 小池百合子首相補佐官(国家安全保障問題担当)が、5日から11日までの日程でイラク情勢に関する国際会議出席などのためバーレーン、リビア、カタールの3カ国を訪問する。

 また、リビアでは最高指導者のカダフィ大佐との会談を予定しており、大量破壊兵器を放棄したリビアへの支援について協議するとみられる。

2006年9月23日

●リビア外相と米国務長官、復交後初の外相会談


 ライス・米国務長官は、シャルガム・リビア外相とニューヨークで会談した。リビア核開発計画放棄をきっかけとした関係改善をアピールする会談となり、両国の外相が外交関係回復を決めた2004年以来初めて。米国は今年夏、リビアをテロ支援国家リストから除外したばかり。

2006年8月16日

●リビア訪問中の松田科学技術相がカダフィ大佐と会談

 リビア訪問中の松田科学技術相は、最高指導者であるカダフィ大佐と会談した。日本の閣僚が大佐と会談したのは初めて。

 松田氏はリビアの核開発計画廃棄を評価し、カダフィ氏は「北朝鮮などにリビアの例に倣うように働きかけているが、この取り組みが効果を上げるためには先進諸国の協力が必要だ。日本にも他国に対してリビアに協力するよう説得する役割を果たしてもらいたい」と述べた。

2006年5月15日

●米、リビアと外交関係完全復交へ

 ライス・米国務長官は、リビアとの外交関係を完全復交すると発表した。リビアが大量破壊兵器開発を断念したことを評価し、イランや北朝鮮が進める核開発への圧力強化の狙いも窺えるものとなった。

 また、米政府がトリポリに大使館開設を表明し、「テロ支援国リスト」から除外する方針であることも明らかにした。これは中東で初めての指定解除となる。

2006年4月13日

●盛況となったトリポリ国際見本市

 トリポリで第35回トリポリ国際見本市が開催された。38カ国からの出展があり、来場者は前年比25%増の25万人となり、石油鉱区開放や経済改革進展により新たなビジネスチャンスに対する期待感を反映したものとなった。日本企業13社・機関が出展した日本館には、23万人が訪れ盛況となった。開会式にはマハムディー首相が出席した。

 また、この見本市から米国が初参加し注目された。出展19社・機関のうち、シャブロン・ゼロックスが現地法人として参加し、IBM・NCR・マイクロソフトら出展社の多くはアラブ首長国連邦のシャルジャ支店から参加した。

海外出展を地域別に見ると、アルジェリア・エジプト・チュニジア・モロッコ・トルコ・ヨルダン・イランなど中東・北アフリカ諸国が占めた。

 トリポリ国際見本市は、一般消費財・家電製品・産業機械・石油化学・自動車・建設機械など幅広い品目が出展される国内最大規模の総合見本市である。


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